【新唐人日本2011年7月3日付ニュース】中国で売られている油製品は、その多くが地溝油、廃棄動物油脂、下水油で加工したかもしれません。飲食店が地溝油を使うのは、中国では公然の秘密。しかし政府は放任しています。
情報によると、飲食業者特に小型の飲食店が地溝油を使うのは中国ではごく一般的で、地溝油の価格は正規の食用油の3分の1程度。
中国大陸人士:「一般の小型飲食店や屋台などではみな地溝油を使います。料理を食べると変なにおいがします」
しかし、政府の役人や一部の専門家は地溝油の検査は難しいといいます。これは管理を怠たる言い訳にすぎないと指摘されています。
中国大陸人士:「政府の役人はとっくに知っています。でもほったらかしています。外国のように選挙の圧力がないからです。自分らが食べに行くのはみな高級なところで 食堂には行きません」
台湾国立師範大学の呉加誠教授は、地溝油の検査はそれほど難しいことではないとし、油に残留している滓を検査するだけで区分できるといいます。
台湾国立師範大学 呉加誠教授:「その中には高温下で分解しない油に溶けやすい有毒成分が検出できるかも知れず、これらの高温で安定かつ油に溶けやすい有毒物質に対して検査すると地溝油と食用油の差がわかると思います」
長期にわたって地溝油を摂取した場合、人体に与える危害は甚大で、食中毒または癌にいたる場合もあるそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。